印鑑の使い分け

■ 個人印

【実印】

 自身を守ってくれる守護印といわれる印鑑となります。

 一般的には20歳になったら作成し、市役所に実印登録を行います。 (実印登録は満15歳以上から可能)

 使用例:車の登録書類、譲渡契約書、賃貸借契約書、各種委任状、借用書、不動産売買契約書、

     遺産分割協議書、会社設立申請書 など

【銀行印】

 銀行・郵便局等の通帳開設時に使用します。

【認印】

 家庭や職場で、書類の確認や承認時に使用します。

 使用例:荷物の受け取り、回覧板の確認、会社への雇用契約書、社内での事務業務 など

【三文判】

 認印の一種で、安価な印鑑のことを指します。

 偽造リスクなどの点から、重要な契約書や銀行印、実印登録などには使用しません。

■ 法人印

【実印】

 法人実印や代表者印と呼ばれるもので、法務局へ登録している印鑑を指します。

 重要な契約書や官公庁への書類などに使用します。

【銀行印】

 会社の銀行口座を開設する際に金融機関に届け出をする印鑑です。

 小切手や手形を発行する際にも使用します。

印影について

印影の内容、配置の一般的なサンプルです。(必須条件ということではありません)

■ 個人印
実印

【フルネーム】
右側に名字、左側に名前

【名字か名前のみ】
縦一列

銀行印

名字で横一列

※名前で作成される方も
いらっしゃいます。

認印

名字で縦一列

■ 法人印
法人実印

【外側】
社名(屋号)

【内側】
役職名を縦彫り
(「代表取締役印」など)

法人銀行印

【外側】
社名(屋号)

【内側】
「銀行之印」を縦彫り

法人角印

社名(屋号)を縦彫り

※ローマ字やカタカナの場合、横彫りにされる方もいらっしゃいます。

印鑑のお手入れ

■ 保管について

使用時以外は、傷や破損を避ける為、印鑑ケースへ入れて大切に保管してください。

朱肉が固まることで捺印性が落ちてしまう為、使用後はふき取りやブラッシング等でケアしてください。

乾燥によるヒビ割れを起こすことがございますので、印鑑ケースに入れ、日の当たらない場所へ保管ください。